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12月16日(火)
腹具合が悪い。まさか風邪とかインフルエンザの前兆ではあるまいなと不安は不安。仕事がちっとも進まない。
富士重工業がWRC撤退発表。ドミノ倒しが始まったようだ。
12月17日(水)
相変わらず腹具合がおかしい。が、いくらか快方に向かい始めたか? 「カイホウ」と言えば、泰葉だな。例の、小朝に送りつけたという脅迫メールの内容。「潔く切腹しろ、あたしがカイホウしてやる!」って……。切腹したとたんカイホウされても困るよなあ。(本当に介抱するつもりの倒錯した愛情表現だったという珍説もあるにはあるが、んなアホな)漢字誤読については、泰葉は某国総理大臣レベル……じゃなくて、某国総理大臣は泰葉レベル……いや、どっちだ? まあ、要するに、そういうレベルだってことだ。
原稿を書いていたら、有名エンジンチューナーM氏から電話。昨今の大不況の中、この業界に生きる人間は連帯する必要があるとはわたしも思っていた。いろいろ年明けまでの課題を仰せつかる。
腹具合が悪いし雨も降っているので、よほどどうしようかと思ったが、いやな予感もしたので、ホンダ年末社長記者会見出席のため、バスに乗り逗子駅から上京。
世界的自動車メーカーの業績下方修正はそれだけでも大事件ではあるが、我々にとってはいくつか気になることはあったとはいえF1撤退ほどの「大ネタ」はなかった。いや、あまりにも世の中が急降下しているので、もう慣れて来ちゃったのかもしれないなあ。
会見内容の中では、次期NSX開発「中止」が大きめなネタだったか。なにしろこれで、スーパーGTの09車両規定の基盤が崩壊してしまうからだ。果たしてそれでもメーカーはスーパーGTを支えるのか、それともスーパーGTそのものが崩壊するのか? その他にも、裏読みすればモータースポーツ界を揺るがしそうなネタはいくつもあるにはあった。でもまあ、なるようにしかならないしな、と開き直ってラッシュ前に帰宅。
日本自動車レース工業会から取り寄せた介抱、じゃない、会報が届いていた。
12月18日(木)
困った。腹具合が悪い。この週末には富士でハーフマラソン出走だが、このままではとても走れる状況ではない。もっと簡単に治ると思っていたのに。試しに走ってみたら1kmもたなかった。
仕事。おそらく今年の仕事納めになる仕事だ。本来ならば、もう一発仕事が入ってくるかと身構えていたのだが、空振りしてヒマになりそうな気配。
12月19日(金)
腹具合が悪い。こんなに長引くとは思わなかった。昼寝してなんとか体調を戻そうとベッドに入った。何気なくTVをつけると、なにやらフランスの田舎道を自転車で疾走する青年の映像が。
あら? この光景は見たことがあるぞ、まさか、と思ってそのまま見続けると、やはり映画の導入部分で、その後ストーリーに入ってその青年が「ルシアン」と呼ばれた。おお!やはりこれはルイ・マル監督の「ルシアンの青春」ではないか!
わたしはこの映画を確か18歳の春、姉にもらった招待券で観た。感受性の強い年頃だ、いたく感動して帰り、劇中にヒロインがピアノでひく「月光」などとあわせ、なにやら感想文のようなものを書き殴った記憶がある。いや、何を書いたんだったか。そもそも、音楽とオープニングは憶えていたけれども、ストーリーはすっかり忘れていて、ついつい全部眺めてしまった。悲しくも強烈な反戦映画である。
その後、上京。赤坂にてV社忘年会。他にも忘年会に誘われていたが、先約である。F3表彰式から流れてきたエンジンチューナーT氏とも合流。今はオートレーサーとして活躍中の元GPライダー、AHとも久しぶりに会った。いろいろなところでいろいろなことが激動する年末である。池袋方面から2次会の誘いがあったが、体調も思わしくないのでご近所A氏と早々に帰宅。
T氏と,日本の「ものづくり」力の低下について嘆きあう。モーターレーシングに限った話ではない。このままでは国が滅ぶ。何かしよう、と話す。なんでも今T氏が開発中のオリジナルレーシングエンジンは、アルミ塊からの削りだしシリンダーブロックを持つという。そんな作り方があったのか!と驚く。これはもう取材させてもらわなければならない。
12月20日(土)
思いがけず、仕事が片付いたので冬休み入りか? 休むなら休むで、「もう休みに入っちゃっていいのか?」と心配になるから貧乏性だ。
デスクを整理したり、これまでうっちゃっていたその他のデスク周り雑事で1日。夕方、早めの夕食をとって、クルマで御殿場へ。早起きしたくなかったので、マラソン大会の前泊。
ルートイン御殿場にチェックイン、すぐにマッサージを頼んで40分間揉んでもらう。早寝。おなかの具合はまったく問題ない。
12月21日(日)
今日は富士マラソンフェスタ2008、ハーフマラソンの日。この日のために2ヶ月半、走り込んできた。6時に起き、お風呂に入ったりバナナやら栄養補給食など摂取しながら身体を目覚めさせる。8時にチェックアウト。エレベーターには富士に向かうとおぼしきおじさん2人。やっぱりおじさんランナーは前泊だよねえ。
富士スピードウェイは、昨年よりも参加者が多いのではないかという感じで賑わっている。なんだかわくわくして、少し頑張ってみるかなあなどと思い始めるわたしは本当に競争好きなオヤジだ。AS誌編集長A氏と奥さんMちゃんに合流。やはり出走予定のW氏に連絡をするが携帯電話がつながらない。
とかなんとかいっているうちにスタート時刻の10時15分。荷物をMちゃんに預けて,走り出す。一旦は「頑張ってみるか」と思ったけれども、今年は去年のように倒れるわけにはいかないので、心拍のレブリミットを下げて心して慎重に走る。詳しくは走行日誌。とにもかくにも無事完走して、休憩室でW氏、B氏に合流。ボランティアのおばさんが作ってくれた豚汁を一杯食べて帰宅。思うようなタイムが出なかったのは悔しいけれど、十分楽しんだ。
12月22日(月)
あららら? 朝、起きたら身体が痛いよ。やっぱり本番のレースとなると、知らず知らずのうちに身体を酷使するのだなあ。それにしてはタイムも順位も不本意だったが。
1日、残務整理のようなことをデスクで進める。こんなところに、と随分大事な書類が発掘されるから怖い話だ。
せっかく円高なのだからと、インターネットからイギリスの店に公認レーシングスーツを発注した。3割だか4割安い感じがするからなあ。景気が悪いときこそ、スキを見て(クルマで走る)レースに出場してやろうと思う。これで、ヘルメットからシューズまで再び一通り揃って、公認レースに出場する準備は整ったかな。
12月23日(火)
朝からデスクに向かい、事務仕事。そのうちどうも変だなと感じ始め、よくよく調べてみたら、今日は祝日だった! 驚いた。
前日注文したイギリスのショップと、メールとFAXのやりとり。
12月24日(水)
朝から、定期点検のため海岸沿いを通ってVWディーラーへ。作業を待つ間、ロビーでパソコン仕事。わたしが借りているWEBサーバー及びメールサーバーの整備など。
帰宅後、女房と港南台まで眼鏡を買いに行くが、定休日だった。夕食はローストチキンのクリスマスディナー。
夕食後は、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の’NORAD TRACKS SANTA’サイトを眺めつつ、年賀状など作成。NORADは毎年、24時間にわたって、クリスマスイブに大まじめなサンタクロース飛行経路追跡実況を行う。今年はグーグルと提携して、世界地図の上にサンタクロースが飛んでいる様子がリアルタイムで表示された。サイト内では、NORADが突き止めたサンタの橇のスペックが公開されていたりもする。空軍の戦闘機はこれまで何度もサンタの橇に遭遇していて、空中で挨拶をかわす関係なんだそうだ。アメリカの軍人は遊び心にあふれているなあ。下手に戦争されるよりはよろしい。
12月25日(木)
午後、港南台の眼鏡店へ行き、検眼して新しい眼鏡を作った。老眼が進み、近眼の度が相対的に低下した(そんなことがあるんだ!)ため、近眼度数を落とした。運転用と中近両用を二つ購入。
港南台の駅で女房と別れ、横浜、渋谷を経由して下北沢へ。大先輩A氏と忘年会。大昔、F1取材で一緒になった写真家、I氏と3人で「魚がし寿司」でお寿司。その後タクシーで、豪徳寺の「バーりらくしん」へ。わたしの中学時代の同級生がやっているユニークな店。さんざん飲む。終電を逃したので、女房に迎えに来て貰った。
12月26日(金)
先輩にあたる知人に、アルミ塊からV型8気筒エンジンのシリンダーブロックを削り出す様子を記録した映像がYOUTUBEにあるぞ、とお知らせをいただいた。早速眺める。非常に興味深い映像である。ところでこのV型8気筒エンジンって……なにものなんだ?
YOUTUBE シリンダーブロック削りだし映像
1日、デスクワーク。ゆうべ飲み過ぎた。年賀状作りなど。
12月27日(土)
午前中は大掃除の手伝い。その後はデスク周りで事務仕事をしたり整理をしたり。去年はまだ原稿を書いていたんだよなあ。これくらいゆったりした気分で年末年始を迎えられるのは嬉しいけれど、年が明けてもこんな感じがずっと続くんじゃないだろうな、と危機感もある。そのときはそのときで、まだまだやってみたいことはいろいろあるので、良い機会かもしれないなあ。
とか言いながら、年明け早々の仕事のスケジュールがバッティングしそうなことが判明し、慌てて調整に入る。うまくいけばいいんだけどな。
レース用とカート用のライセンス更新手続きなど。昨年からはFAXとクレジットカードで話が済むようになったので楽ちん。
12月28日(日)
仕事場であれこれ整理。夕方、某誌編集長及び副編集長来訪。お鍋をしてさんざん日本酒を飲む。我らが業界の今後を憂いながら、真澄を1升。飲み過ぎ?
12月29日(月)
高知の大先輩から、カマボコとイチゴをいただく。1日、デスクに向かってコンピュータ環境の整備など。
セキュリティーソフトをノートンからカスペルスキーに入れ替えた。ノートンは重いうえに更新サービス切れの際に強引な誘導を行うので感情的に嫌いだが、今のメイン機を購入したとき体験版が60日分ついてきたので使っていた。ちょうどその期限が切れるため、カスペルスキーを購入してノートンの期限切れを待っていた。でもカスペルスキーも60日体験版を提供してくれていることに気づき、有料版インストール前に体験版をインストールした。
ダラダラとデスク周りの整理。
12月30日(火)
高知の大先輩T氏に御礼の電話。女房は恒例で世田谷の実家へ帰り、お節料理作りにかかる。たまには町へ出てぶらぶらしようかなと考えるが、どこか面倒で、結局デスクに向かって事務処理や各方面の整理を行う。JAFから仮ライセンスが届いた。年末なのに良い仕事しているなあ。
結局夜までだらだら。夕食はスパゲッティをゆでて食べた。渋谷の松濤倶楽部が開いていたら出かけて、メンチカツサンドでも食べようと思っていたのだが、29日で営業終了だった。外出する気が失せて引きこもり、子供の頃熱中して見ていたアニメオープニング映像をYoutubeで探し、Wikiで当時の情報を調べながら眺める。「零戦はやと」のオープニングでは、一瞬だけ制作スタッフの腕時計をした手が映る、などという裏ネタは初めて知った。
その他に忍者部隊月光、マイティジャック、キャプテンウルトラ、マグマ大使、宇宙パトロールホッパ、スーパージェッター、レインボー戦隊ロビン等々。スパイキャッチャーJ3はWikiには記載があったが、映像は見つからなかった。もちろんテーマソングは今でもすべて歌える。まあ、ヲタクの走りではあったな。
12月31日(水)
ランニングするとか、散歩に出かけるとか、いろいろ選択肢はあったけれども、1日デスクに向かってだらだら過ごしてしまった。デスク周りの整理はやり始めるときりがないということもあるが、外出が億劫になっている自分が確実にいる。これはよろしくない。
と思いながら結局1日だらだら。太陽風が強くなっているそうなので、アラスカのライブカメラサイトを通じてオーロラ観測。しばらくウインドウを開いて気にしていたけれど、あまりオーロラらしいオーロラは出なかった。
それにしても年末年始のTV番組は、なぜこうもつまらないものばかり並ぶのだろう。大体、なぜ年末番組に格闘技だよ。お笑い番組ならば笑って年を送り迎えるという意味で許せるけれども、格闘技っていうのはわからん。どうしようもなく、夜は,女房の帰宅を待つ間、ケーブルTVで「2001年宇宙の旅」などを眺めた。久しぶりだが、その特撮技術にはいまだに感嘆する。難解な映画だけれども、昔観たときと違って、いくつもの伏線が読めたりもして、結局最後まで観てしまった。
帰宅した女房と年越しそばにビール。TVを観る気にもならず、日にちが変わる前に就寝。我が家の年越しは、新年が来た瞬間、港に停泊中の船が鳴らす汽笛が定番。今年は花火の音も聞こえた。そのままグースカ眠った。
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