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11月1日(土)
ホテルの予約が今日までだったので、ゆうべ、すぐ近くのホテルに予約を入れた。で、まず朝一番で荷物を持って新しいホテルへ預け、また元のホテルへ戻ってF氏と合流、空港へM氏お出迎え。3人で空港そばのイメルSS11見物へ。今回はさほど歩かされることもなく眺められた。さらに場所を変えてニカラSS12観戦、途中3日連続でラーメンの昼食。その後、また空港そばのイメルへ戻ってSS15観戦、札幌ドームへ。
早く着いたのでサービスパークを見物、(と言っても競技車両はまだ戻ってきていなかったが)観客席へ行くと、ゲスト席の最前列に座れた。スタートまで時間があるので、パソコンを開いてじっくり仕事ができた。

最前列席は迫力ありましたよ。
前夜に引き続き札幌ドームのSSSを観戦後、F氏、M氏とは別れて地下鉄ですすき野へ出て、札幌在住F1カメラマン、KS氏と合流、ジンギスカンを食べに行った。さすが地元民、なかなかコアな店へ連れて行ってくれた。ジンギスカンもホルモンもおいしかった。その後カメラマンK氏が合流。KS氏はお疲れの様子なので早めに別れ、わたしはK氏と店を移って焼酎をしこたま飲んだ。
歩いてホテルへ帰ろうとしたら、まったく逆の方向へ歩き出したようで、途中でタクシーをひろい、ようやく帰りついた。
11月2日(日)
目覚めると雨降り。結局北海道でランニングはできなかった。ラリージャパンはまだ続いているがわたしの観戦は前日で完了。今日はKS氏一家と、Mちゃんの墓参りに行くつもりだった。Mちゃんは99年2月10日、若くしてこの世を去った。彼女は札幌在住ではあったが、女房共々、様々な場面で顔を合わせ、遊んだ。しばらくぶりの墓参り、輝くように明るかった彼女に、花を供えてきた。
その後、KS一家と豊平峡温泉へ。この温泉、KS氏の紹介もあって我が業界でもファンが多い。というのも、冬は雪に埋もれるロケーションのひなびた温泉施設の中に本場インド人シェフが調理を担当するインド料理店があるのだ。決して立派とはいえない純日本風温泉の建物の中で、雪の中、インド人がナンを焼く光景はなんともシュール。しかもこのカレーが非常に美味しいのだ。特に、ナンはお見事、なかなかこんなナンは食べられない。という、不思議な場所である。
KS氏と息子のS太郎とゆっくり温泉に浸かり、奥さんのCちゃんとお昼にカレーを食らう。KS氏によれば、このシュールな状況が人気を呼び、今や札幌市民のアミューズメント施設化して栄えたようで、建物もいくらかきれいになり、インド料理に加えて手打ち蕎麦なども名物となり、秘境感は薄れてしまったように感じる。が、蕎麦も含め、大満足の昼食であった。
午後、札幌駅で落として貰い一家と別れる。予約した飛行機は21時前発で山ほど時間がある。キャンセル料を払い、割高な当日チケットを買ってまで早く帰るべきか、せっかくの札幌、ひとりのんびりするべきかと悩んだが、山積した仕事を考えると前者を選ばざるを得ず、エアドゥの飛行機をパソコンで予約、札幌駅からエアポートライナーに乗って空港へ向かった。
女房からあれこれお土産を言いつかってきたけれども、チケットを取り直した飛行機までの時間がなく、購入は無理かと一旦はあきらめたが、無事注文通りの品を見つけ出して購入、16時半の飛行機に乗れた。羽田からバスで横浜に出て、JRで帰宅。自宅で夕食が摂れたうえ、仕事に着手することができた。
11月3日(月)
自宅に届いた最新レーシングオン誌12月号を見て仰天。わたしが担当した記事で、「モリワキさん」と書いたはずの箇所が、ご丁寧に「森脇(基恭)さん」と書き換えられている。いくらなんでも、の誤りである。原稿が校了ぎりぎりに遅れて校正ができなかったわたしの責任は免れないが、こりゃ基本知識の問題だ。
皆様にはご迷惑をおかけしました。関係諸氏には改めて正式にお詫びをして回るつもりですが、読者の皆様にも取り急ぎこの場で平伏してお詫びを申し上げます。
というわけで。結構凹む。が、立ち止まるわけにもいかず仕事を続ける。少々きつい1日であった。夕刻まで編集部からの連絡を待つが何もないので、勝手に個人的な詫び状を書いて関係諸氏に速達で発送。
11月4日(火)
朝、5時半に起き出撃。気分は落ち込み気味、身体も疲れているので早朝仕事はつらいが、午前中で終わる予定なので自分を奮い立たせてクルマに乗る。小室哲哉が詐欺容疑で逮捕される、というニュースで若干目が覚めたか。
予定時刻より仕事。しかし結局長引いて、夕方までかかる。暗くなってから帰路につく.。帰り道、カーオーディオで圓生の落語などを聞く。帰着は7時半。
小室哲哉逮捕のニュースで、00年のサミットに集まった各国首脳の前で小室哲哉と小室ファミリーが「テーマソング」を歌う場面が流れた。あのとき、わたしは小渕恵三という総理をいただく日本という国の国民であることを恥じ入った。あれは、老人が食事会を催し、参加してくれた客の前に孫を連れ出して習いたてのバイオリンを弾かせ、一所懸命かもしれないが聞くに堪えない雑音に戸惑う客をよそにひとり悦に入るという状況を思わせた。
小渕総理は若い国民に媚びたつもりで、日本という国の民度の低さをよりにもよってサミットという場を使って全世界に向けて発信した。もっとも、小渕総理自身はその現場にはすでにいなかったわけだが、わたしにとっては身の毛もよだつ、悪夢のような瞬間だった。小室某の詐欺など罪は軽い。あの日、ニッポン国の総理大臣は国を貶めたのだ。国辱とはこのことを言う。
鶏団子鍋をつついてお酒飲んで倒れて眠った。
11月5日(水)
疲れていて、朝、珍しく二度寝したら目覚めたのが8時45分、9時に歯医者の約束があった。慌てて家を飛び出して歯医者へ。右上奥歯の工事完了。
帰宅後は仕事をしながらアメリカ大統領選挙の動向を見守る。アメリカ人のすごいところは、そのバランス感覚だ、今回は共和党支持者ですら民主党に投票したという。まだ民主主義を学ぶ途上にあるニッポン人にとっては、まねのできない技だろう。島国に生きてきた村人に相対的な価値観を持てというのは、飛行機を神様と間違えていちいち拝むなというのと同じで酷か。
詫び状の返事を松浦氏からいただく。暖かい言葉をかけていただいた。
11月6日(木)
朝から仕事の続き。お昼までかかるかと思ったけれども、よく眠れたせいかさくさく進んで1時間ほど余裕ができた。早めのお昼を食べて、上京。お昼を食べていたら右下奥歯の詰め物がぽろりと落ちた。泥船に乗っているか、古いイタリア車に乗っているか、とにかくそんな気分になる感じで歯が壊れる。
上京して出かけたのは某社新型車発表会。ちょうど良い時間なので、そのまま九段下へ行き、皇居ランニングをしようとランニングギアを携えてきた。というわけで、発表会ではいろいろ話したい人もいたけれども早々に退散、ランナーズステーションへ。
4時前から10kmほど走る。せっかく半日の時間ができたのにわざわざ大汗かいて走っている俺はバカ?と自問しながら。タイムは思わしくない。帰宅ラッシュ寸前の電車で帰宅。ダゴ汁で夕食。なぜか日本酒がひどくおいしい。詫び状の返事を「モリワキ」さんからいただく。またまた暖かい言葉をいただく。
11月7日(金)
いつも通りに起き、荷造りしてクルマで出かける。さんざん、電車とレンタカーにしようかと迷ったが、マイカーにした。お昼前には富士スピードウェイに到着。早速インタビュー仕事。
その後は宿題をプレスルームで。いつもの感じだ。6時には沼津キャッスルホテルにチェックイン。このホテルは盛り場から離れているので、そばに新しく開店したラーメン屋さんでラーメン&餃子&ビール。部屋で仕事の続きをしながらワンカップ酒を飲んで寝た。東京マラソンエントリー抽選外れの通知。ちぇっ。
11月8日(土)
ゆっくり眠った。雨も降っていたし、朝ランニングはできず。9時から、モビリタで燃料電池自動車の試乗会があったので、まずそちらに寄る。トヨタ、ニッサン、GM、スズキと試乗。マツダは水素ロータリーエンジン車を持ってきていたので、それにも試乗。それぞれ、隣に座ったメーカー担当者と短い会話をかわしたが、非常に勉強になった。
実に、わたしは今日の今日まで勘違いをしていて、燃料電池自動車は水素タンクとともに酸素タンクを抱えているものだとばかり思っていた。考えてみればそりゃ、宇宙船の燃料電池だ。自動車の場合は大気から酸素を取り入れればよいわけで、コンプレッサーは積んでいても酸素タンクは持っていない。そりゃそうだよなあ。妙な音がする理由を聞いてそれが判明。聞くは一時の恥とは良く言ったもんだ。
マツダの水素ロータリーエンジン搭載RX8は「燃料電池自動車」ではないが、非常におもしろかった。なんとガソリンタンクも備えていて、水素で走るかガソリンで走るかを切り替えできるのだ。これも知らなかった。水素で走行している途中で切り替えボタンを2秒押すと、ブルン、とガソリンに切り替わって、乗り味も変化する。だから何だ?と言われると窮するが、他の燃料電池車はみんなモーターで走るばっかりだったので、おもしろかったなあ。

こんなのに乗って遊んできました、いや、勉強してきました
今回の試乗会を催したのは財団法人日本自動車研究所で、試乗の後、担当者に、わたしが抱えていた初歩的かつ最大の質問を投げかけたところ、非常に親切丁寧な回答をいただいた。わたしが常々疑問に思ってきたのが、現代の「グリーンカー」指向が、熱力学の核であるところのエネルギー保存則の中で、果たしてどれだけの意味を持つのかどうか、という点である。たとえば大量の水素生成の方法とそのコストはともかく、そのエネルギー循環の中で余分な二酸化炭素は生まれないのかどうか。それはコストとして見合うのか、と。ここを問題にしている自動車評論家のセンセーは、わたしの見る限りごく一部の方々だけで、その他の方々は、目先のエネルギー及び二酸化炭素収支の帳尻だけを見てエコエコとはしゃいだまま、月曜のカーオブザイヤー宴会に……。それはともかく。
そもそもいただいた資料が良く(?)出来ていて、水素のエネルギー変換に関する数値の単位が、記述毎に違っており、換算が容易ではない。やさしい言葉では書いてあるけれども、理論的に核心を突くのは困難という、文化系だましの典型のような冊子である。しかもわたしは現在の国際単位系以前の教育を受けて育った人間だ。あれあれ、水素って得なの損なの?と計算しようとしたら、資料の中に目立たないように書いてあるのを見つけた。要するに現在の技術下で将来的にインフラが整ったとしても、自動車を走らせるうえでの水素コストはガソリンの2倍近くなりますよ、と。
しかも、今想定されている水素生成の方法の過程では、自動車が排出するガスという意味ではクリーンかもしれないが、水素を生成するプラントあるいはその電力を生み出すプラントで余分な二酸化炭素が放出される可能性が高い。二酸化炭素を出さないためには原子力発電なんですけどね、と担当者の方はこそっとつぶやいた。エコエコ言ってるみなさん、活路は原子力発電にあり、ですってよ? 原子力に頼らない限り、燃料電池自動車はプラマイゼロつうかマイナス?と思ったら、担当者の方は「余分な二酸化炭素はCCSなど新しい技術で大気中には放出しないような道を考えている」と教えてくださった。
不勉強ながらわたしはCCS、カーボン(ダイオキサイド)・キャプチャー・ストレージという技術についてまったく知らなかった。で、早速検索して勉強してみた。すると、二酸化炭素を地中に埋蔵するというなかなか興味深い技術ではあることはわかったが、同時におもしろい資料が釣れた。これが、国土交通省内に設けられた交通政策審議会の議事録なのだ。この中で、ある委員が「長岡で行われているCCS実験が(新潟中越)地震を引き起こしたのではないか」と問い、それに答えた分科会長が「直接関係はないが、(可能性は)大いにあり得ます」とか言っちゃってんの。こんな興味深くも危ない話が国レベルで交わされて公開されてんのに、なんで話題にならないのよ。陰謀論者諸君、キミたちの出番だ。CCSは、キミたちが大好きな「地震兵器」になり得るらしいのだぞ。
とかなんとか、たかだか1時間の燃料電池自動車試乗会でずいぶん楽しめるネタを仕入れた。
11月9日(日)
編集と記憶(たかだか1日、2日なのにね)間違いで日付が混乱してしまった。申し訳ない。人間の脳味噌というのは良く出来ていて、というか良く出来ていなくて、かもしれないけれども、あまりにも忙しいと余分な記憶を残さなくなる。さっき会った人のことをきれいさっぱり忘れるし昨日何をしたのかも思い出せなくなる。異常とも思えるほど、さわやかにものを憶えない。経年劣化と言ってしまえばそれまでだが。
で、土曜日の夜なぜかマクドナルドのハンバーガーが食べたくなったわたしは、ホテルへの帰路、ビッグマックとフィレオフィッシュを仕入れ、ホテルの部屋でビール飲みつつ食した。沼津まで行って何やってんのよ、と女房にはあきれられるが、面倒くさかったんだよう。ひとりで外食するのって本当に面倒くさいよね。日本ならまだどうにでもなるが外国行くと、どうしようもない。マックとビールで、ロンドンの定宿を思い出したわたしではある。
そのかわり6時前に起きて、前夜地図ソフトで当たりをつけておいたコースをランニングした。ちょうど5km。途中、高校生の野球部員とおぼしきグループと、お互いランニングしながらすれ違い、「オハヨウゴザイマス!」と声をかけられて、どぎまぎ「オ、オハヨー」とか答えて、今ので良かったのかなあと走りながら悩んだわたしは小心者だ。
その後、サーキットへ出勤、約束のインタビューをこなしたあと、ぽかーんとスーパーGT最終戦決勝レースを観戦させていただきました。フィニッシュも見たし、記者会見も出席したし、正式結果というか、正式結果は出ませんという正式発表まで確認しましたよ。昔から、自動車レースの勝敗そのものにはあまり興味がないわたしには珍しいことではある。
雨も霧も出ていたので、おとなしく大渋滞の東名高速に乗ったが、ちょうど渋滞が解消するところだったらしく、予想の1時間近く早く家に帰り着き、夕食が食べられた。これもまた珍しく、巨人−西武の日本シリーズをラジオで聞きながらだったので、運転中眠くもならなかった。ただ疲れ果てているのは事実で、食事後、一杯ウイスキーを飲んで倒れて気絶した。
11月10日(月)
仕事だけの1日。通常なら最終戦が終われば一段落、と気が抜けたのに、少なくとも今年はとんでもない状態で、あっちの締め切りを延ばして貰い、こっちの締め切りを交渉し、その合間、以前約束して忘れていた別件の仕事が割り込んでくると言う、とんでもない有様だ。こうなるとランニングだけがおともだちだ。
11月11日(火)
仕事だけの1日。夕方、上京する女房を逗子駅まで送る。で、ランニング。仕事場に籠もってばかりいる今の状態は、幸せな人生なのか不幸な人生なのか。不幸ではないだろうが幸福とも言えないような気がする。よくわからない。とかなんとか、ランニングしながらスケジューリングしつつ考える。このご時世に、やっぱり幸福なんだよなあ。
11月12日(水)
朝一番で逗子病院で採血。このところ急激に血圧が下がっており、主治医も「薬の効果だったらもっと早く出ているはずだよね」と首をかしげる。要するに、ランニング効果ってことだなあ。メタボ対策はやはりランニングだ。
実は、わたしは採血の際の血管注射に向いていない身体の持ち主だ。この図体なのに、静脈が身体の奥に走っていて針が刺しにくいのだ。通常、血管注射は、針を刺すとき痛みの少ない箇所で行う。ポイントとして痛くない順番がある。まず、普通の上腕内側間接部分。次に、手首。次に手の甲、次にいわゆる二の腕。(二の腕は手首より前だったかな?)これでもだめなら足だとかなんだとかに移っていく。わたしは子供の頃に身体が弱く、血管注射をする機会が多かったので、ありとあらゆるところで血管注射を受けてきた。まあ、これが原因でC型肝炎に感染したのだろうが、それはともかく。
血管注射は看護師の技の出るところで、若い看護師などはわたしの腕に刺すべき場所を見つけられず、他の看護師を呼んでくることが珍しくない。刺される方としては少々痛くても若い看護師に手なんか握られちゃったりしながら処置されたいのだが、刺す方としてはそうもいかないのだろう。確かに、一旦刺した針が血管を外してしまったので、仕方ないから刺したまま血管を探して中でグリグリされたときにはさすがに悲鳴が出たもんだ。
で、今回は若い看護師があっけなく白旗を揚げ、老練看護師に選手交代した。老練看護師は、迷いもなくぷすりと針を刺し血管に命中させた。ワザだ。練られたワザを見た。最近、TV芸人が、少し売れるとすぐに芸をしなくなってタレントになってしまうのを情けなく思っている。芸をしないのであれば芸人はいらない。ヒナ段に座ってつまらんちょっかいを出すなら出てくれない方が嬉しい。おかげで、旧い落語やら小沢昭一やらに逃げなくてはいけなくなるではないか。血管注射と演芸を一緒にするのもどうかと思うが、積み重ねられた技術の美しさ、尊さが軽視される世の中はよろしくない。たかだか採血されるだけで随分いろんなことを考えた。元は取った。
まあ、あとは仕事をしてランニングしただけの1日だったからなあ。小人閑居して不全を為すというけれども、不全を為していないだけましか。いや、不全を為しつつあるか?あちこちの編集者に確かめないといけないが、難しいところかな。いや、そもそも閑居じゃないわけだが。
11月13日(木)
もう、我が国の総理大臣は、我が国をどうしてしまうつもりなのか。この人、なんとかしてくれ、とわたしごときに思われるようではおしまいだろう。だから、もはや今の自由民主党に政権担当能力などない、と言ったのだ。漫画ばっかり読んでないで、あるいはホテルのバーなんかで飲んでないで、少しは漢字が書いてある新聞やら本やら、読めよ。この人が漢字を誤読している例を見ると、単なる誤読ではなくて基本的にアレだ、ということがわかる。
とかなんとかムカムカしながら朝から病院のはしご。まず歯医者、先週折れた詰め物を詰め直して貰い、一応出所。あとは3か月後の定期点検。次に、心療内科。先日の大学病院での診断を報告、抗不安剤を半減することにトライせよとの指示。トライせよって、わたし自身はもう何ヶ月も前から、この薬はいらないんじゃないかと思い続けてきたもの。いまさらなんだけどな。
帰宅後は、いつも通りの仕事ばかりの1日を送る。間に合わない。いろんなことが間に合わない。地元の体育会からお手紙。えらいこっちゃ。来年初めの逗子市内駅伝の第2チームができて、選手にリストアップされちまった。
11月14日(金)
中学生だって読めなきゃバカにされるような漢字を読めない輩に、世界経済の行き先が読めるわけもないわけで、いまや我々国民はチンパンジーが運転手になってウキャウキャはしゃぎながらハンドルを回すバスに乗ってしまった乗客同然の状況だ。お猿の電車だって、レールはあったんだ。誰か、このチンパンジーを檻に戻してくれ、と言っても、もう遅い。お猿のバスは走り出しちゃったんだ。こうなったらできるだけ後部座席へ移って身構えておくしか手はあるまい。
というわけで午前中は仕事。午後、早めに逗子駅に出て横浜へ。取材の約束があったが、その前にランニングシューズを買おうと思っていた。インターネットで調べると、有名な「アスリートクラブ」の横浜店があることがわかり、探して行った。
先客が一人いたが、店員の女性が声をかけてくれて、相談したら「カウンセリングなどを含めて40分ほどかかるが?」という。こちらに異存はないのでお願いする。すると、あれこれ器具を使って足の測定をしてくれたあと、普段の走り方とかなんだとかのカウンセリングが行われた。結構、こちらの痛いところを突いてくるのに驚いた。
わたしは、今使っているアシックスの靴が気に入っていたので、その後継モデルを買おうと思っていると伝えると、早速いろいろなサイズを出してくれてフィッティングをする。この店、実は客ひとりひとりに合わせて作るインソールで有名で、簡易的なソールを入れてあれこれ具合を見る。で、「今のでいいと思うけれども、もうひとつ試してみたいモノがある」とやはりアシックスの他のモデルを持ってきた。で、試してみると、これが足に合うのだなあ。
「あとはご自分でお好きな方を。どちらでも足的にはOKで、好みの問題だけ」と言うので迷った末、結局後者を買った。単価で言えば、先に試していたものの方が5千円近く高くて、店のお勧めはあまりにも一般的なお値段で、まずわたしは目にもとめなかっただろうしろものだ。もちろんランニングギアは値段で善し悪しが決まるものではないのだが、素人はとかく高いモノが安心、と思いがちなところだ。で、結局その安い靴に、同じくらいのお値段でインソールを作った。測定データを元にひとつひとつ作るという特製インソールは、さすがに通常売っている一般的なモノの3倍近い値段がする。都合プラマイゼロか。でもわたしは店をすっかり信頼してしまった。わたしのインソールができあがるまでに10日近くかかるが楽しみだ。
店員は、30分以上のカウンセリングの間、測定したデータを元に、わたしのランニングフォームの悪いと思われるところを指摘してくれたうえ、ストレッチの仕方、靴の履き方、ひもの結び方までコーチしてくれた。正直、このお店はお勧めだと思った。あとは、宅配を頼んだ靴のでき次第だが、なんだか非常に気持ちよい買い物をした。「一人の客にこんなに時間を使っていたら商売にならないだろう」と最後に言うと、「はい。だからふだんは予約制で来店していただいてます」と。あ、すいません、作法を知りませんでした。
その後、横浜日産ビルでインタビュー仕事。時間もぴったり。とどこおりなく仕事を終え、帰宅ラッシュ前に帰宅。
11月15日(土)
朝から仕事。昼過ぎ、上京する女房を逗子駅まで送り、ついでに本屋へ寄ってデアゴスチーニ「落語百選」第2号、第3号を買ってきた。第1号を買って以来、定期購読しようかどうか迷っているもの。
午後は長めのランニング。昨日教わったばかりの靴の履き方やらランニングフォームを実践。これが具合いいので驚く。そして仕事。女房を逗子駅まで迎えに行く。夕食は、秋祭りモードに入って駅前に立ち並んでいた露店で買ったという特製横須賀(?)大たこ焼きウズラ卵入りに、老舗肉店の焼き鳥。これらが実にうまかった。で、お昼に買ってきた落語百選DVDの「時蕎麦」など仕事場のパソコンで観て、寝る。
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