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10月1日(月)
忙しさに追われ、懸案事項も解決しないまま、もう10月かよ、と。石垣島で呆けていたわたしは思ったりするよ。で、事務仕事やら原稿書きして、午後、横浜市大病院へ。瞼のプチ整形最終チェック。なにごともなし。
F1日本グランプリの観客が被った惨状についてあれこれ耳に入ってくるが、現場に行かなかったわたしにはなんともいいようがないなあ。これで「F1」が嫌いになっても、「自動車レース」を嫌いにならないでいて欲しいと願うしかない。
10月2日(火)
朝から心療内科へ。これまで通りの投薬を続ける。
事務仕事。原稿。ランニング。
10月3日(水)
朝一番で逗子病院へ行き、採血。そこから逗子駅へ出て九段下からJRPへ行き、中嶋悟JRP会長インタビュー。編集部と近くの喫茶店でお昼を食べてトンボ返り。
仕事をしているうち、某誌編集長来訪。大変珍しい焼酎をいただく。あれこれ近未来の出版業界の動向について話を聞く。クルマで来ていたので一杯飲めなかったのは残念。
10月4日(木)
金曜から出張なので、いくつか原稿を書く。事務仕事、特に取材経費立替の精算が怖ろしく煩雑で時間のかかる仕事になっている。秘書がいたらどんなにか楽だろう。
10月5日(金)
朝一番でクルマで家を出た。都内でパートナーのM氏をひろい、一路仙台へ。眠気が出たところで給油と休憩。比較的楽に現地へたどり着く。全日本F3取材。昨日は、08年仕様のタイヤテストが行われたようで、おそろしく速くなるんだと聞いた。仕事を複数抱えていないので、集中してモノを見たり考えたり出来るのでわたしとしては楽しい1日。
仙台の街へ帰ろうとしてサーキットからの下り坂を走っていたらいきなりメーターパネルのディスプレイに「STOP!」の大文字が。エンジンオイルが規定の量にないのですぐに停止してサービスを呼べ、とかなんとか添え書きも見えたが、余りにも急なのでとっさにエンジンを切った。
確かにいろいろ事情があって定期点検に出すのは遅れている。だが通常は残量低下の警告灯が付くはずなのに、いきなりSTOPはないだろうと。こりゃ下りのワインディングでオイルが寄ったせいだなと判断し、空走しながらまたエンジンを始動したら警告は消えた。
でもまあ、オイルがギリギリ減っているのは事実なんだろう。もうすぐサービスに出す(か、買い換えるつもり)なのでガソリンスタンドはいくつかあるけど高いオイルと工賃をとられるのはいやだなと、ホームセンターが道ばたにでてくるのを待ち、4リッター1000円のオイルを買って補給した。
オイルゲージの取っ手の樹脂が劣化していて、引き抜こうとした途端に割れるし、もう買い換え気分が一気に盛り上がる事件であった。で、オイルは3リッター近く入った。本当にスレスレだったんだなあ。
夜は、興味本位で入った秋田料理の店、「なまはげ」。ショータイムにほんとになまはげが出てきた。きりたんぽ鍋が非常にうまかった。早寝。
10月6日(土)
あまりに早寝したので思い切り早起きして仙台の町の中を走るつもりでコースまで考えたのだが、うまく睡眠が取れず、結局ランニングを断念、睡眠を優先した。
昨日同様、F3取材。夕食は、土曜日なので、目につく店はみな満員。オーソドックスな料理屋に入る。生たこ刺身、ヒラメ刺身、おいしゅうございました。天ぷらもカキフライも美味しゅうございました。大正解のお店だった。
10月7日(日)
やはりよく眠れなかった。ホテル自体は気に入ったんだがなあ。粛々とF3取材。
レース終了後、取材を終え5時半頃サーキットを出る。サーキットから仙台宮城インターまでが渋滞していた。その他はまあ、いつも程度の混み具合で10時半にM氏を自宅へ落とし、帰宅。ビールで山菜パスタ。
10月8日(月)
疲れが出ているのか朝起きられない。天候もぐずぐずしてわたしの身体に合わない。世間は連休らしいけれどもこちらは書かなくてはいけない原稿がある、困ったなあ、とベッドでうだうだしていると、なんと阿部典史が交通事故死したとTVのニュースが伝えるので、女房と二人で飛び起きた。
もう、最悪な話だ。夫婦して知らない間柄ではない。わたしときたらアミューズメント店にあるバイクゲームで、ノリック乗りをマネして悦に入っていた親父だ。今年の春に鈴鹿のパドックですれ違って以来だったが、なんでこんなことで、としか言いようがない。人間の生命は儚いもの、と言ってしまえばそれまでだが、もうすべて脱力してまたベッドに倒れる。取材に長いことつき合ってもらった、あのイギリスの夏の日のことなどがぐるぐる頭の中を回る。結論は「明日は我が身」だ。
原稿をだらだらと書き、力尽きる。体調が良くないのかもしれない。
10月9日(火)
原稿書き。夕方、ペインクリニックへ行きハネムーンシンドロームのその後を診察。握力は35kgまで戻ったが、まだあちこちバランスが取れていないのが自分でも分かる。ただそれよりも今は五十肩の方が痛くなっているのでそっちの方も相談。薬を処方してもらい。首を引っ張るやつと肩周りにびりびり電気を通すリハビリを受けて帰ってくる。
10月10日(水)
仕事。夕方、クルマで片山右京事務所へ。月刊誌のためのインタビュー。そのまま帰宅。相変わらず忙しそうで、わたしもまだまだ何かできるのかなあという気分にさせられた。これが右京パワーか。
10月11日(木)
1日仕事。新たにレンタルサーバーを設けたのだが、なかなか使いこなせなくて困っている。
夕方から女房が都内へ遊びに行ってしまったので、仕事をしてランニング後、夕食がてら自転車にまたがり東逗子のバーへ。妙な遊び場所を憶えてしまった。サラダピッツァ、おいしゅうございました。
10月12日(金)
1日、仕事。先日のサイフ紛失騒動で作り替えたクレジットカードのうち1枚を、送ってもらったばかりの新品なのに勘違いしてカッターで割って無効にしてしまった。その再手配など。
10月13日(土)
朝、羽田空港まで送ってもらい熊本空港へ飛ぶ。女房はその足で里帰り中のひなたを引き取りに。
熊本は思ったより暑かった。レンタカーをピックアップ、オートポリスへ。昼過ぎからは、週刊誌ぎっしり決められたスケジュールにしたがってインタビューを立てつづけに行う。ただし、菊花苦のテーマにそった話にはなかなかならないので困る。が、あらかじめ立てられている企画なんだからと他人事。
「日陰屋」さんに、ルノーV6のパドックでばったり。そう言えばそんなこと言ってたなと。ルノーV6は、かなり雑な造りのワンメイクマシンだった。これをフォーミュラニッポンと比べちゃいかんだろう。
合間に月刊誌のインタビューをするが、こちらは様々な政治的事柄が絡まりすぎ、インタビュー途中で「時期を見てやり直す!」ということに。最後に週刊誌企画の残りを済ます。6時半。宿に電話をかけて夕食の用意が出来るかどうかを確認。今回もオートポリスGT定宿の山王閣へ。その頃には上着がないといられないくらい寒かった。
広間の夕食会場でひとり夕食。いつもの通り阿蘇の赤牛、馬刺しがメインの懐石料理。ビールとお酒を飲むが、部屋に帰ってからまたワンカップを飲む。温泉で、五十肩用温泉オヤジ体操。今日は誰もいない。どうも内牧温泉町の例大祭のようで、外を山車が練り歩いていく。露天風呂から、なにやらお囃子のようなものが聞こえた。わたしは早寝。
10月14日(日)
6時前に目覚ましで目覚め、寝床の中でストレッチしながら身体を起こし、ゼリー飲料だけ飲んで6時過ぎからランニング。内牧温泉街に入り込んでしまうと道に迷ってしまうので、見当の着く道と、一般道を組み合わせておよそ5km弱のコースを考えておき、2周してみた。良い感じであった。
温泉で汗を流し、荷造りして朝食会場へ行き、結局完食。チェックアウト時にはいつもの夏目漱石の部屋へ行って文学の神様がわたしにも下りてくるようにお願いして、宿を出る。その際にプレスパスを置き忘れたようで後で電話がかかってきた。オートポリスの場合2段構えでパスがあるので仕事には困らず、帰路にピックアップする旨、御礼。
NSXが搭載するC32Bエンジンをいかに4リッターまで拡張したのかが今回の大疑問。記者会見を聞き、技術者に探りを入れるが、いまのところまだ納得できず。C32Bは特殊なFRMシリンダーライナーを用いて小型化しているはずで、それを拡大するのはよほどのことではないか……?
今日は帰りの飛行機がとれず熊本泊まりが決まっているので、ゆっくりフィニッシュまで観戦。機嫌のよいホンダ技術者にあれこれカマかけて聞いてみるが4リッター化の技術的詳細についてはわからなかった。オートポリスは観客をうまく場外へ送り出す、今回は、通ったこともないゲートから外へ出されて、ほとんど渋滞もなく山王閣へ着いた。
プレスパスをピックアップ、熊本へ。安いので選んだ熊本のホテルが、実は去年と同じホテルであることが判明。周囲にはまともな飲食店がないことがわかっているので、駅ビルでチャンポンと餃子とビールで早寝。できれば朝、川沿いをランンニングしようと思った。
10月15日(月)
妙に眠いので、ランニングは断念。川沿いにコースがありそうだなあという心残りはあったが、走行は断念して空港へ。体重も落とさなければならないので、何か食べて時間を潰すのも何だし、コンピュータをいじって出発を待つ。
羽田からはバスで横浜、横須賀線で逗子と帰宅。休む間もなく仕事場に届いた資料で取材の予習。21時に上用賀のデニーズ。結構な立ち回り先ではあるが、最初にクルマで乗り付けると、「ここは違う、上用賀はもっと先」と言われ、結局約束の時間すれすれに現場到着。
鈴木利男氏取材。電話では近年何度かはしていたが、こうやって面と向かって取材するのはいつぶりのことか。お忙しいところどうもありがとう。GT−R、売れると良いですねえ。
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